虫歯の治療は痛い？
できる限り痛みを抑えた治療をご提供しています
虫歯の治療に対して「痛い」というイメージをお持ちの方でも安心して治療を受けていただけるように、大阪府枚方市のたかはし歯科クリニックではできる限り痛みを抑えた治療をご提供しています。痛みを抑えるために実施する麻酔注射が苦手という方も多いと思いますので、まずは表面麻酔を塗布してから極細の注射針で注入するなど、注射時の痛みの軽減にも努めています。
痛みが心配で治療を受けないでいると歯を失うことも…
治療にともなう痛みをゼロにするのは難しいですが、今では色々と工夫して抑えることが可能です。過度に痛みを心配するあまり、適切な治療を受けずに虫歯の進行を許してお口の健康を損なうのはもったいないですし、その結果、大切な天然歯を失うことに繋がる恐れがあります。そうしたことにならないためにも、きちんと歯科クリニックで治療を受けて虫歯を治すようにしましょう。
虫歯から歯を守るためには？
できるだけ削らない・抜かない治療が大事です
治療時の痛みを軽減させることも大事ですが、それ以上に大切なのが「できるだけ削らない・抜かない」ということです。一度歯を削ると二度と元には戻りません。大切な天然歯を温存させるためには最小限の侵襲に留めた治療が重要となります。
定期メンテナンスを受けて虫歯を予防しましょう
虫歯が進行してC1（エナメル質の虫歯）以上の段階になると、歯を削る必要が出てきます。それを避けるためにも、症状のあるなしにかかわらず3ヶ月に1回程度のペースで定期メンテナンスを受けられて、天然歯を虫歯から守るようにしましょう。
歯ぎしりも虫歯の原因となります
歯ぎしりも虫歯の原因となる場合があります。歯ぎしりにより特定の歯に負担がかかりひびが入ると、そこから細菌が侵入して虫歯になったり、最悪の場合、割れたりすることがあります。当クリニックでは歯ぎしりを軽減させるためのマウスピースをご提供していますので、ご家族から「寝ている時の歯ぎしりがすごい」と指摘された方などはお気軽にご相談ください。
虫歯が進行するとどうなる？
歯を失うことに繋がります
初期の虫歯であれば簡単な治療で改善させることが可能ですが、進行すると歯を削ったり、歯の神経を抜いたりするなどの大がかりな治療が必要となります。さらに進行すると歯を失うことにも繋がります。そうならないためにも、定期メンテナンスを受けて早期発見・早期治療を心がけましょう。
初期にはほとんど症状が現れません
虫歯は初期のうちに発見して適切に治療することが大事ですが、初期にはほとんど自覚症状が現れないという特徴があります。定期メンテナンスをおすすめするのはこうした理由からで、3ヶ月に1回程度のペースでお口の健康チェックを受けることで、初期のうちに虫歯を発見することが可能となります。
虫歯の進行と治療方法
CO（要観察歯）
症状
歯の表面（エナメル質）が少しだけ溶けていて、白く濁って見えます。
治療方法
お口の中の汚れをきれいに取り除いて、適切な歯磨きやフッ素塗布などで歯の再石灰化を促します。
C1（エナメル質の虫歯）
症状
エナメル質がさらに溶けて、歯が黒ずんで見えるようになります。
治療方法
必要最小限だけ虫歯部分を削って、詰め物（インレー）を入れます。
C2（象牙質の虫歯）
症状
エナメル質の内側にある象牙質まで進行した状態です。冷たいものや甘いものがしみるようになります。
治療方法
虫歯部分を削って詰め物を入れるほか、虫歯の大きさによっては被せ物（クラウン）を入れて歯を補う場合があります。
C3（神経の虫歯）
症状
象牙質の内側にある神経まで進行した状態です。ズキズキと激しい痛みが起こるようになります。
治療方法
虫歯部分を削って被せ物を入れるほか、歯の神経を抜いて天然歯の保存をはかる根管治療が必要になることもあります。
C4（歯根の虫歯）
症状
歯の見える部分（歯冠部分）がほとんど溶けてしまい、歯の根っこ（歯根）だけが残った状態です。
治療方法
根管治療などで可能な限り歯の保存をはかりますが、場合によっては抜歯となることがあります。
重度の虫歯になった時は？
根管治療でできる限り天然歯の保存をはかります
C3（神経の虫歯）まで虫歯が進行した時、抜歯を回避してできる限り天然歯の保存をはかるために「根管治療」が必要になることがあります。これは歯の神経や血管が通る管（根管）から汚染物質をきれいに取り除いて、洗浄・消毒したうえで薬剤を隙間なく詰めて再感染を防止する方法です。根管治療では精密な処置が求められ、きれいに汚染物質を除去しないと再治療となる可能性が高くなります。当クリニックではそうしたことがないように、丁寧で精度の高い治療を行います。
神経を抜かずに済む方法を検討します
根管治療は「天然歯の保存をはかるための治療」ですが、神経を抜くと歯はもろくなり寿命を縮めてしまうことに繋がる恐れがあります。患者様の天然歯の維持を第一に考える当クリニックでは、根管治療が必要なケースでも「他に手はないか？」と考えてできる限り神経を抜かずに済む方法を検討するようにしています。
